2023年2月8日水曜日

平和について考える 6年生

6年生の社会科「アジア、太平洋に広がる戦争」の単元で、戦死された方の身元を特定するための印である「認識票」が届いた遺族の方から、沖縄戦のことを学ぶという授業を設定しました。学校運営協議会会長の井上さんの義理のお父様が沖縄戦で戦死されたこと、その方の認識票がご自宅に届いたということをもとに、井上さんに話をしていただきました。「認識票」の実物や写真資料も見せていただきました。教科書や資料をもとに学ぶことも大事ですが、身近な方から実体験を聞いて学ぶことは、大変貴重な学びです。井上さんは、授業の終わりに、「今の佐賀のみんなのように、仲良く過ごしてほしい。いじめや争いごと、仲間外れは、絶対にしてはいけない。」そして「しっかり相手の話を聞くこと。自分の主張もすること。」を6年生児童に語ってくださいました。保護者や地域の方も参加され、平和の尊さについてみんなで学ぶよい機会となりました。