2023年2月10日金曜日

1年生道徳科授業研究 

 1年生道徳科の授業研究を行いました。授業は「いつもありがとう」という教材をもとに、「自分が様々な人に支えてられていることに気付き、ボランティアさんなどお世話になっている人への感謝の気持ちを言葉や態度で表そうとする意欲や態度を育てる」ことをねらいとして行われました。写真や動画を見ながら想起させることで、1年生の子どもたちは、家族や先生、ボランティアさんなどたくさんの方々にお世話になっていることに気付いていきました。運営協議会委員の井上さんや奥原さんから、どんな思いで学校や子どもたちのために活動してくださっているのかをうかがいました。「元気なあいさつや『ありがとう』の一言がとてもうれしくて、元気のもとになっている」というお話を聞き、子どもたちにとって新たな気付きとなったようでした。授業後の研究協議では、授業のよさとして、板書が工夫されていたこと、地域の方の思いをじかに聴く場があったこと、などが挙げられました。課題としては、児童の実態に合っためあて設定や1時間の学習内容の精選、児童の思いを引き出す発問の工夫などが挙げられました。指導者である光市立束荷小学校の福田康子校長先生からは、道徳教育の大切さ、道徳科の授業づくり、指導と評価の一体化という視点で、ご指導いただきました。