5年生の国語科の学習で、「対話」の学習をしました。「飼うとしたら犬と猫のどちらを飼うか」を題材に、グループに分かれての討論です。司会役の児童の進行のもと、犬を飼うよさ、猫を飼うよさをそれぞれのグループが発表した後、質疑応答、まとめへと進んでいきました。相手の質問を受け、互いの意見の違いに目を向けながら、さらに自分たちの論を展開していくのはなかなか難しいことです。両グループとも、グループの友達と相談しながら、一生懸命自分たちの考えをまとめていきました。授業の最後に、より説得力のある発言にしていくにはどうしたらよいかを、みんなで振り返りました。「自分の考えと比較しながら人の考えを聴きとる力」や「根拠をもって相手を説得する力」は、これからの社会において必要とされている力です。このような授業を通して、子どもたちに「対話力」を身に付けさせていきたいと思います。
