本年度の人権教育講演会は、「子どもたちをめぐるメディアトラブルと対応の実際」というテーマで講演をしていただきました。講師は、柳井地区広域消費生活センターの相談員、岡本浩司さんです。ゲームに依存しない自分になるためには「がまんをきたえる」ことが大切であること、SNSへの書き込みが人を傷つけたり、命を奪ったりすることにつながる危険性があること、自分や友達の個人情報を出したり教えたりすると犯罪に巻き込まれることがあることなどを、具体例を交えながら子どもたちにもわかりやすくお話してくださいました。スマホやゲームは楽しく便利である反面、子どもたちを被害者や加害者にしてしまう可能性もあります。ご家庭でも、使う時間のルールを決め、大人が時々目を入れて使い方のチェックをすることで、子どもたちが安全に使えるようにしていきたいものです。
