【10月20日(月)】4年生が、社会科の学習の一環で防災出前授業を受けました。指導をしてくださったのは、町の総務課の船戸様・長谷井様です。
最初に、能登半島地震の様子を写真で見せていただきました。地震の後に火災が起こったため、崩れるだけでなく、焼けている様子を目の当たりにして、驚いている子どもたちでした。それから、震度や大きさ、防災に対する備えの大切さについて話を聞きました。
子どもたちが事前に出していた質問を交えながら、個人として、町として取り組んでいる防災について詳しく知ることができました。
その後、トイレ付きトラックを見学させていただきました。県内で初めて導入された「みんな元気になるトイレ」です。5つの個室をゆっくり見せていただき、実際に水が流れる様子や換気扇が回る様子、また、車いすの昇降機も体験することができました。子どもたちは、興味深く観察し、車の中にあるトイレが使うことができることに驚いていました。
それから、ダンボールベッドと「ファミリールーム」という仕切りをつくりました。友達と声をかけあって、協力しながら作業をすることができました。講師の先生からは、「話をよく聞いてくれるので、上手に組立ができますね」とほめていただきました。
完成したベッドにみんなで寝転んで、寝心地を確かめました。「ダンボールなのに丈夫!」と口々に話していました。
最後に、質問に答えていただき、自分たちが疑問に思ったことを解決することができました。先生方に感想を伝えて、授業の終わりとしました。
先生方は、「今日知ったことを家族に伝えて、防災について話し合ってほしい」と言われていました。学んだ知識をしっかり生活に活用することが、今日の学習の一番大切なことです。「もしも」の時に備えて、想像力を働かせながら、いい準備をしていってほしいと思います。