2025年9月26日金曜日

普段から自分の命を守る準備をしよう

 【9月26日(金)】地震・火災に伴う避難訓練を行いました。今回は、防災力の向上や冷静な行動の習慣化、教職員の訓練をねらい、子どもたちと担任には地震発生時刻を知らせない形での訓練にしました。13:00、昼休み終了間際に緊急地震速報を鳴らしました。運動場にいる子、教室にいる子など、子どもたちはばらばらの場所で過ごしていましたが、ゴーッという地震の音が聞こえると、全員が速やかに身の安全を守る行動をとりました。運動場では高学年の子どもが指示を出し、運動場の真ん中に集まって小さくなり頭を守りました。そして、避難指示の放送が聞こえると、低学年の子を気遣いながら急いで避難場所へと向かいました。パニックにならず、状況を冷静に判断して落ち着いて行動できた子どもたちに感心しました。






訓練後は、学校運営協議会の吉村さん(元消防士)に、地震の被害や身を守る方法についてお話していただきました。子どもたちは、震災時の画像に衝撃を受け、「もし自分身に起こったら・・・」と自分事として考えていました。どの災害場所でもたりないものは、「水」「人手」「機械類」だそうです。室津半島は能登半島と形状が似ていて、もしも道路が遮断されたら、救助が非常に困難になることも知りました。また、吉村さんの防災バッグの中身も紹介していただき、「家に帰ったら家族と一緒にさっそく準備したい」という子どももいました。





今回の訓練と防災教室を通して、子どもたちの防災意識はさらに高まったようです。吉村さんが子どもたちに伝えておられましたが、この機会に、「もしお子さんが一人でいるときに災害が起きたらどうすればよいか」について、ぜひご家族で話し合っていただけると幸いです。

吉村さん、たくさんのことを教えてくださりありがとうございました。これからも子どもたちの安心安全を守るため、どうぞよろしくお願いします。